もし、あなたが、
楽しくて特別な時間を子どもたちに提供したい
コロナで制限が多い中、子どもたちに楽しんでもらいたい
会のねらい。友達やまわりのみんなと楽しい時間をすごす
ためにパフォーマーをお探しなら、ぼくがお役に立てるかもしれません。
ショーが終わり、片付け終わって帰るときに、5歳くらいの男の子がお父さんにこう推察していました。
「きっと、誰かが入ってたんだよ」
ぼくが最後に演じた人形の演目をみた彼は、ぼくが操っていた人形のことを、実際に中に誰かが入ってると思い込んだみたいです。
ぼくは大道芸ショーの最後には必ずこの人形の演目を演じます。
その一部がこんな感じです。
ご覧のように自分の右手を人形の右手に見立て動かすのですが、ぼくが動かしているということを隠さずに演じているのに、多くの子どもたちが同じような感想をもらします。
観ているうちにだんだん忘れる人がとても多いのですが、人形を動かしているのは「ぼく自身」です(笑)
わかっているはずなのに、ショーが終わると子どもたちは口々に「誰が入ってたのー?」「誰が動かしてたのー?」と聞いてきます。そして隙あらば人形を触りたがります。どうやら、あまりにも豊かに動くので「この人形生きてるのかなー?」と疑う子が続出するみたいです。80%くらいの幼児が不思議そうに、かつ「すごいものを見ちゃった」と目を輝かせながら近づいてきます。
いつも、この人形を使った一人二役の「帽子奪い合いコメディ」で子どもたちのハートをがっちりつかみます。
たまに人形が怖くて泣いちゃう子もいますけど、ほとんどの子どもたちは楽しんでくれるという自信があります。
子どもたちが笑顔になるたびに、この作品を追求してきてよかったなと思います。
なにせ、同じ5分間を1000回以上は修正してきた作品です。
どうしてここまでこだわることができたのか。
それはこんなことを思っていたからです。
10年ほど前のこと。役者を目指していたぼくは、知り合いにしかチケットを売れない現実に嫌気がさしていました。
そして、ある日こう思います。
「赤の他人に認められなければ、いつまでも状況は変わらない。路上で、その日始めましての方に演技を見てもらおう」
それから路上に立ち、芸を披露します。大道芸です。
はじめの2年くらいは、本当に誰も立ち止まってくれませんでした。今考えると、自分の作ったルールに縛られすぎていたかもなと思います。自分の作ったルールとは、「一切、しゃべらないで、通行人を魅了すること」
ここにこだわらなければ、その他大勢の芸人と同じになってしまう。と信じてこれだけは譲れなかったんです。
来る日も来る日も一言もしゃべらない芸に3分以上は立ち止まらず、打ちひしがれる毎日。でも、「自分の未来はこの先にしかない」という勘だけを頼りに続けました。
やがて、今の人形の芸の原型ができてきます。それでも最初は、5分以上誰も帰らないということはなかったんです。
劇場なら、観客はつまらなくても途中で帰るということはめったにありませんよね。ですが、路上で知り合いでも何でもない人に長時間付き合う義理は一つもありません。つまらなかったらすぐに立ち去られます。
ぼくは、せっかく立ち止まってくれた人が途中で帰るってことが悔しくて悔しくて、ビデオを見返しては「どこがつまらなかったんだろう」ということを追求し続けました。
帰るタイミングは、なぜか多くの人に共通していたので、「その瞬間につまらなさの原因と向上の余白があるはずだ」と思い、ひたすら微調整を加えていき、今でも小さな調整を繰り返しているのが、先ほどご覧になった動きです。
なので、子どもたちにとっては「生きている誰かが本当にいるようにしか見えない動き」で、ぼくのことを邪魔してくるからおもしろいのです。
ちなみに、大人の皆さんでも、楽しめます。なにせ、大道芸で鍛えた「グイグイ惹きつける動き」がつまってますから。
全編は、動画にしていませんが、きっと、生でご覧ください。
全体的には技で魅せるというよりかはその場その瞬間で生まれた出来事を見せ物にするコミュニケーション重視の芸風で活動しています。
7つのボールで投げてキャッチなんてできません。
あっ、と驚くようなマジックもできません。
そのかわり、どこまでも、子どもたち目線で繰り広げる、共感をテーマにしたパントマイムショーです
なお、全編にわたって一言もしゃべりません。「一言も」です。
「ん?ちょっと待って。しゃべらないパフォーマンス?そんなんで30分もつの?」
「普通のパフォーマーにはまず無理ですね。ですが、パントマイムとは本来そういうものなのです。30分動きだけで大勢の人に意図を伝えることができるのは、ぼくが10年以上パントマイムというものに真剣に向き合ってきたからできるのです」
「でも、意図が伝わるからといってもおもしろいとは限らないですよね。それっておもしろいんですか?」
「意図を伝えることができれば、同時に予測を促すこともできます。予想を裏切ると笑いが起こるのです。例えば、ボールが落ちた。とすれば、その先には「拾う」んだろうな。ということが3歳でも予測できます。ところが拾った瞬間に別の1個を落とすと、予想が裏切られ、笑いが起こるんです」
「ふ~ん。でも、観ている人全員が笑うわけではないですよね?」
「おっしゃるとおりです。ですが、何人かは必ず笑います。そのことで、場の空気が「笑っても許されるような雰囲気」になっていきます。あとは、笑う仲間を増やしていくという感じです」
「で、一言でいうとどんなショーなの?」
「一言でいうと『見ている人たちにもできそうなことを予想外の展開で繰り広げ、共感が笑いを誘うショー』です」
パントマイム一筋、10年の試行錯誤がつまったパペットコメディーショーをラストに、あの手この手で子どもたちの想像力を刺激し、予想を裏切り、ツッコまずにはいられないパフォーマンスに前のめりして観てしまうこと間違いなしです!!
ここで特別に本編の映像をちょい見せしちゃいます。
そんな感じのショーで全国に出張行きます。
「飛沫感染のリスクが極めて低い」というのがぼくのショーの特徴です。
なぜなら一言もしゃべらないからです。しゃべらなければ当然飛沫も飛びませんよね。
ワクチンは2回接種済みでございます。
基本的に一言もしゃべらないため、飛沫は飛びません。
そのため、現在もマスクなしでパフォーマンスしております。
(パフォーマンス以外の時間は、マスクを着用します)
マスクをしないでパフォーマンスをすることについて、誤解のないように申し上げておきますと、
マスクをしたくないから着用しないのではありません。
着用したときの効果と着用しなかったときのメリットを比べたときに着用した時の効果が小さかったので、していないだけです。
マスクをすると、口元の表情が失われ、意図が伝わりづらくなり、結果的に笑いが減ります。反対にマスクを着用しても、しゃべらない30分間なので、飛沫を飛ばさないという本来の目的にあまりそぐいません。
「うちでは心配なので、マスクをつけてパフォーマンスをしてほしい…」というご要望があれば、
喜んでマスクを着用してパフォーマンスします。
万が一、くしゃみをしそうになったときは、ヒジで受け止めます。
手も石けんで30秒以上洗います。うがいもします💪
以上のことをまとめると、
- パフォーマンス中は一切言葉をしゃべらないので、パフォーマーから観客へ飛沫感染のリスクが少ない
- 大道芸をメインとして活動しているので、換気の良い屋外でパフォーマンスを行うことも可能
- 衛生に厳しい元飲食店店員だったので、くしゃみを肘の内側で受け止める、手洗いは30秒行うなどの衛生管理意識が高い
その他、感染を予防できる対策を最大限、協議の上で楽しい時間をご提供できればと思います。
2021年の9月まで緊急事態宣言が発出されていたので、おとなしくしていました。
10月より解除されたので、大道芸活動を再開しています。
コロナ前と比べて、変化はあるものの、以前のように、大勢の笑いを確実にとる日々を過ごしております。
ちなみに、以下の写真はぼくが2018年に台湾に行った時に撮影した写真です。
もちろん、毎回これくらいの人数が集まるわけではありません。
ですが、おもしろくなければすぐに立ち去られるという状況でも、人の興味をひきつづけられるようになりました。誰もぼくのことを知らない状態からこれに近い人だかりをつくり、大勢の方を笑わせ、対価として投げ銭をいただき、それを主な収入源として、今週も路上に立ちます。
あまり、多くても読んでいただけないでしょうから、最新のモノと園の方からのメールです。
おはようございます。 昨日は、向島文化幼稚園 クリスマス同窓会にご出演ありがとうございました。 忙しくしていて、きちんとお話できませんでしたが、何か不都合な点はなかったでしょうか? ただ、子どもたちは大変盛り上がっていて(笑)公演中はもちろんですが、終わって帰る際にも楽しかった旨の話をしてくれました🎵 また、機会がありましたらぜひ…よろしくお願いします。 季節柄、体調を崩しやすい時期です。ご自愛のほど…。
向島文化幼稚園の担当の方より
1つには、「技ができました拍手くださーい」というタイプの大道芸ってつまらないよなと思っているからです。少し生意気なエピソードなんですが、3歳~5歳くらいのころ、ボリショイサーカスの司会を母がやっていた関係で何度も何度もサーカスが観られるという環境にありました。はじめてみた時は「すごかった」空中ブランコなどの芸も何回も観ていると飽きてきます。最初は確かにハラハラしていたはずなのに、見るたびに「どうせ成功するんだろ」というネジ曲がった価値観が形成されていったんです。やがて、どんなすごい技を観てもあまり感動しなくなってしまいます…。練習してるから絶対に失敗しないんだろうな…。とどこかで思ってしまうんです。そんなひねくれたぼくの心を奪ったのは、赤い鼻のクラウン(ピエロ)という存在だったのです。
なんかわからないけど、失敗してておもしろい。何度観てもおもしろかった彼らのようになりたい。それが出発点でした。
もう1つは、パントマイムってもっとおもしろいものなのに伝わってないな。とおもったからです。パントマイムやりますって人のほとんどが、壁やりました。かばんが空中にとまりました。だけで止まっています。しかも、技術が拙いからしゃべりながら説明しないと伝わらない方もいます。
そんなんじゃぁ、一度みた人にとっては、2回目からそんなにおもしろくなくなってきます。その上、壁を演じる人のほとんどが、たいした壁じゃないんですよね。園によばれるパフォーマーでさえ、そんな人もいる状況に「いや、パントマイムって本当はもっとおもしろいし、もっと不思議なものなんだよ」っていう一石を投じたくてパントマイムにこだわってきました。
- ショーの時間は?
- ショーのお時間は20~30分くらいです。
もし「園児のどなたかに舞台上まで出てきてもらってお手伝いいただける」ということができるのなら、もう少し長くなります。
その場合、近くにいる時も、身振り手振りだけで意思を伝えるので、飛沫感染のリスクは極めて低いです。途中、ものを持ってもらうなど接触する瞬間がありますが、客席に帰る際に消毒のジェルを手のひらに一吹きします。
当日、保護者の方がご覧になるのなら、以上述べたことを予めお伝えしておいたほうがいいかもしれません。それか、お手伝いしてもらうパフォーマンスはやめておきます。
そのへんは、ぜひ一度ご相談させてください。
- キャンセル料は?
- この先、緊急事態宣言などが発出され、出演オファーをキャンセルされた場合でも、キャンセル料は特にかかりません。
ショーが無事終わったときにだけ、出演料をいただければと思っております
その他、なにか聞きたいことがございましたら、以下のフォームよりお問い合わせくださいませ。
先日、大道芸終わりに2歳くらいの女の子がベビーカーに乗せられながらぼくをみて「また、遊ぼうね」と言ってくれました。その声がとてもかわいかったです。