パントマイムは独学できるのか?

パントマイムやってみたいなぁ。でも、近くにパントマイム教室もないし…独学できないかな??

こういう疑問に答えます。

結論から言うと、パントマイムの独学は可能です。

目標地点が、5分間のパントマイムショーを演じるということであるならば。という条件付きですが…

プロのパントマイマーになるには独学は圧倒的に遠回りです。ですが、スタート地点として独学でパントマイムをはじめるのも悪くない選択肢です。半年〜1年やって伸び悩んだら師匠につけば良いでしょう。

パントマイムの独学に向いている人

教材を見つつ自分でやってみて、「この瞬間、左手がブレるな」と修正できるタイプであれば独学でも全然いけます。ストイックさが求められますが。

挫折しそうなポイントとして、
講師「この動きをやってみましょう」
独学してる人「こうかな。あれ?これであってるのかな。できてるのか?これで?」

このストーリーが考えられます。パントマイムには、これができたらOKというラインがないので、「できた!」っていう喜びがありません。そのためモチベーションの維持がムズかしい…

逆にいうと、ここをクリアできる人なら独学でも全然問題ない。

自分の中に強烈な「俺にはパントマイムしかないんだ!メラメラ」という闘志か欠落感がある方は、ゆうゆうとクリアできるでしょう。

これ以上は、独学で学んでないぼくには語れない領域なので、やめておきます。

パントマイムの独学に必要な教材

最近、壁のやり方を書いたのですが、文章でパントマイムを伝えるのムズすぎです。動きなので、写真使っても伝えづらい。

なので、書籍より圧倒的に映像がおすすめ。というか相当やる気がないと書籍のわかりづらさに途中で投げ出す可能性、大です。一応、紹介だけ。

書籍

これ以外にもあるけど、

みんなのパントマイム

みんなのパントマイム [ シスターひろみ ]
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↑写真が多用されていて、独学には申し分ない内容。パントマイムを舞台表現に活用したい人にはいいかもしれないが、宴会で一芸身につけたい方には情報過多かも

ザ・パントマイム

ザ・パントマイム
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「みんなのパントマイム」がテクニック中心にかかれているのに対して、こちらはこういう台本をやってみたらおもしいよっていう「テクニックどうのこうのよりまずパントマイム楽しくやろうぜ」って感じの本。ただ、20世紀に書かれた本なので古さは否めない。イラストがもう少し多ければいいのに!!教育現場でパントマイムを使うためのヒント集みたいなもの。「親子でパントマイムをはじめる」ならおすすめ。

DVD

DVDだと3つくらいありますけど、シスターのものが値段も手頃で入門には良さそう。見たことはありませんが、彼女への信頼から勧めてます。

amazonだと謎に20000円しますが、本人のサイトから買えば3000円ちょいです。在庫残り少ないらしい

他に、

  • くりちゃんのパントマイム入門講座
  • パントマイム基礎講座
    など。

You tube

現状、シスター1択か

都内の人は素直に教室通うのが吉。

独学のために、あると便利なグッズ

パントマイムほど初期費用の低い芸はなかなかないかもしれませんね。その気になれば0円です笑。これがジャグリングだったら3つのボールでも最低1000円、クラブなら10000円はいきますからね。

ただ、パントマイムをやるにせよあった方がより上達が早くなるものを紹介します。

全身鏡

ぼくは90cm×180cmの鏡が2つありますが、90cm幅あれば十分です。

高さは頭の高さが変わらないかをみるため、身長よりも高いものがおすすめ。

150cm×22cmの鏡も持ってるんですが、これだとやる気でません笑。風呂場や洗面所の鏡で固定点をやってみればわかると思いますが、全身が見えてた方が効率いいです。

本気なら持ってて損はないはず。地震で割れたらどうしよう…… っていう恐怖はありますけどね。単純に、一人で稽古場通うなら5〜10回で元がとれます。

録画して確認するためのグッズ

  • iPad+カメラアプリ+SpeedUPTV
  • iPadアーム+パーテーションハンガー
    or
  • iPhone+三脚

すべて録画して確認して手直しするためのものです。鏡しかないと目線の演技の練習ができないので……撮影してみればわかりますが、自分が思い描いてる演技と実際の演技はかなり距離があります。「え?間をしっかりつくったつもりだったのに、こんなに短かった?」ってことはぼくも未だによく起きます。

SpeedUPTVは動画を見直すときに、倍速や10秒飛ばすみたいなことが簡単にできるアプリです。録画ボタン押してから映るところまで5秒くらいかかりますからね、例えばそれをヒョイっと進められるべんりな有料アプリです。気になる方はこちらをどうぞ

スマホ用三脚
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パントマイムの独学の師匠

いくら固定点がうまかろうが、人前で見せなければ”パントマイムの人”にはなりません。人前で演じることでうまくなっていくものです。その意味でいうと、独学する人にとってはお客さんが一番の師匠です。

路上でやってみて何度も帰られる経験を重ねながら、試行錯誤できる人はたとえ独学だろうと成功できます。ロボットのぞみさんなんかがいい例です。特に笑いや感動なんかは反応がダイレクトに返ってきますから、一人で練習する時間の何倍もの価値があります。

「いや、路上でいきなりやるのはちょっと……」という方も、人前で見せることで得られる気づきはたくさんあります。「あれ?ここ想定してる反応こないな」とか「え?これで驚くんだ」とかとか。その反応が、やる気を推進させあなたをパントマイムの人に育てるんです。

例えば、「友だちの家にあそびに行ったら子どもがいた」なんてチャンス以外なにものでもない。もう壁をやるだけです。そこで「?」って反応されるのか「本当にあるのかな?」って近づいてきてわざわざ触りにくるのかで、自分がどこまで表現できてるのかわかってきます。

人前でやればやるだけうまくなるので、どんどん人前で披露しましょう!