小桜商店街のハロウィンイベント2019に大道芸人として出演

小桜ハロウィン2019

2019年10月27日、小桜商店街主催のハロウィンイベントに私、”しもとりゆう”はパントマイム系大道芸パフォーマーとして出演してまいりました。

東京都文京区水道にある小桜商店街という有楽町線江戸川橋から徒歩10分くらいの場所にあるところでのハロウィンイベント。この日2件目のイベント出演だったので、1件目を終えて13時に会場入りでした。

小桜商店街のハロウィンイベント

担当の方が「このイベントを盛り上げよう」と奮闘している姿が印象的でした。 今から「ライブやるよー」と声をかけ子どもたちを集客をしたり、拍手をして盛り上げたり、何よりご本人も仮装して「このイベントを自分も楽しもう」という気持ちが伝わってきました。

こうとあっては出演しているぼくも気合いが入ります。(もちろん他の現場も気合が入ってないわけではありませんが・・・)

結果から言うと、ぼくのパフォーマンス歴の中でも1位か2位なんじゃないかってくらい盛り上がりました

これはきっとぼくのパフォーマンスの出来不出来というよりかはイベント自体の成功の賜物です。参加者の誰もが楽しもうという気持ちであふれていたのでぼくはそこに火を灯しただけで炎上できたという感じです。

ぼくが小学生のころはハロウィンでメイクしたり、仮装したりなんて習慣がありませんでした。またディズニーランドでミッキーマウスの耳をつけて歩いてる男子とかに「け、リア充かよ」と斜めから愚痴ってしまうぼくはメイクや仮装というものに対してあこがれつつもずっと距離をとって生きてきました。もしぼくが2019年に中学生だったとしても、ひねくれ野郎だったので「仮装なんて・・・」とハロウィンというイベントを遠くからながめつつ心の底では「いいなー楽しそうだなー」とうらやんでいたでしょう。

メイクや仮装すること自体がイベントを楽しもうとしている一番の証拠です。

会場についたときにまずいちばん最初に驚いたのが、仮装している子どもたちの多さです。このイベントは今年からはじめるということを聞いていたので、仮装している子どもたちがこんなに多くいるのは、正直予想外でした。

小桜商店街のハロウィンイベントで仮装する子どもたち
小桜ハロウィン2019で仮装する子どもたち

このイベントは普通の一般道を通行止めにして会場にしてる感じで、ぼくが演じる場所も極めていつも通りの大道芸の場所って感じでやりやすかったです。

ぼくのことは紹介しないではじめましょう。という提案も快く受け入れてくれました。
紹介もなしにはじめた方がぼくにとっては通行人が後ろをうろうろしてて楽しめるからです。これをその場にいる人たちに、「ここはステージです」と認識されると「ご通行はご遠慮ください」って方がでてきたりするんで、こちらとしては「いや、何も知らずに通りかかる人の反応が一番おもしろいんです・・・」っていうのが本音だったりします。もちろん、通行人に絡んだ結果その人がとても不愉快な思いをしたらぼくが悪いですし、このイベントに対して嫌悪感を抱く人がぼくのせいで増えてしまえば、ぼくを呼んだ主催者の責任となってしまいます。すると「来年は警備員を増やそう。安全のためにも通行人の導線を確保しよう」ってことになってきちゃって一気に大道芸感がなくなってくるんです。そうならないように気を配りました。人が集まっても動線はなくさない。実はそんなことも考えてやってます。

パフォーマンスはいつもどおり、ツッコミどころのあるマジックのようなことをやったり、3つのテニスボールで子どもたちに絡んだり、その場にいる子にアシスタントをお願いして一緒にパフォーマンスしたりしました。
ちなみに普段の大道芸で客席から引っ張ってきたアシスタントの子に対して3cmくらいの赤いスポンジボールを鼻につけようとすると8割拒否されます笑”。ですが、小桜商店街のハロウィンイベントでは2回ともすんなり赤鼻を受け入れてくれて盛り上がることができました。 変装することへの抵抗感は全くなかったみたいです。変装するって楽しいですものね。

といった感じで

誰もが楽しむ準備ができていた

という状態でした。それゆえ、そこに火をつけられればぼくのショーでもここまで盛り上がるんだなということを発見できたのは大きな収穫でした。(ふだんは「どうせ盛り上がらないっしょ?いーよいーよ。」というスタンスのショーなので)

あと地味で細かいことなんですが、担当してくれた方がずっと見守ってくれていたことが心地よかったです。
呼んでるのに「あとよろしく」みたいな感じで丸投げして、パフォーマンスなんか全くみない担当者も世の中には大勢いますからね。おかげさまでパフォーマンスが気持ちよく存分にできました。

惜しむらくは写真や動画が一切撮れなかったこと。どなたかお持ちでしたらぼくにも分けてくださーい!!(切実)

みんながメイクして、みんなが仮装して、みんなでハロウィンを楽しむ。そんなイベントでした。

商店街町さんや担当者の方の「また来てください」がうれしかったです!!

また呼んでくださいね☆