パントマイムの練習はこれでOK。壁をマスターするために必要なこと

パントマイムの練習

パントマイムの練習方法は、物をなにか握ってそれが動かないように他の部位を動かすというのが、成長がわかりやすくなります。

ペットボトルが動かない動画

壁ではありませんが、この動きができれば最低限の壁はできます。

なぜなら手を握ったまま固定するか、手のひらを前に向けるかの違いだけだからです。

上の動画(gif)の動きを習得するために2つのレベルに分けます。

  • 下半身の移動をせずにペットボトルを動かす
  • 全身は移動しつつペットボトルだけ固定

この記事ではこの2つを解説します。

パントマイムの壁の練習Lv.1

まず、足のスタンス(両足の幅)を肩幅の1.5倍くらいに開き、やや腰を落とします。

すると横移動できる範囲が少し広がりますね。

腰を落として体の可動範囲を広げる

この移動できる範囲を自分で確認しましょう

スタンスを広げ、腰を落としている時と普通に立ってる時では、移動できる距離が違うのに気が付きますね。

物を握って動かさずに体を動かす

物をなにか握ります。

500mlのペットボトルとかスマホとか風船とかですね。 握りやすくて重くないものがおすすめ。

バスケットボールだと”握力”という固定点の練習にとっては余計な神経が必要になってきます。

また重いものだとそれを支えるための筋肉が必要だったりするので、手近なところで500mlのペットボトルなんかで練習してみましょう。空っぽよりも多少中身の入ったほうが重さもちょうどよく練習しやすいでっせ。

そして、物が動かないように他の体の部位を自由に動かしてみる。

これだけです。

ペットボトルを動かさずに上半身を動かす

これは鏡の前だけでなく、できれば映像を撮って確認することを強くおすすめします。三脚で撮影された映像が一番固定点のブレを明らかにしますので(笑)

、ペットボトルの中身の水面が全く波打たないほどぼくの動きに影響されないレベルを目指してました。

今は「こんなこと誰にも評価されねーじゃん」とやめてしまいましたが、ストイックさでいうと方向性は間違ってなかったと今でも思います。また水面が動かないレベルを目指したが故に路上でも固定点だけでひと目を惹かせられるレベルになったと思っています。動画だと水面揺れまくりですけどね笑。

パントマイムの壁の練習Lv.2

冒頭にあった動画を再びみてみましょう。

ペットボトルが動かない動画

上の「ペットボトルは動かさずに他の体を動かす動き」を取得するために、この動きを2つに分けます。

上半身のみと下半身のみです。

上半身のみ

まず、ペットボトルを胸くらいの高さのじく、前後のじくは身体から20cm前、左右のじくはヒジが曲がらないくらいの手を伸ばした点に置きます。

このペットボトルを高さと前後のじくいっさい変えずにヘソの前に持ってくる。これだけです。

ペットボトルを手だけ動かす

息をとめないよう気をつけてください。

これ、見てる分には簡単に見えるかもしれませんが、手首をうまく使わないと面の向きが変わります。手首を意識して同じ面が水平に動くようにしましょう。

上半身+下半身

下半身の動きはパントマイムの壁のやり方3をご参照ください。

上達するポイント

どういうふうに体を動かしたときに、ブレやすくなるのか。

これは鏡を見ながら意識するしかありません。

総じて利き手じゃない方の手(右利きの人は左手)は、固定点の維持が難しいです。

また、固定点を見ながら動くよりも見ないで動く方が維持するのは難しくなります。

目線1つで難易度が変わってくるので、「固定点なんて簡単じゃん。」って方は目線をはずして利き手じゃない手でも同じようにできるかを撮影してみましょう!!

最後にペットボトルを固定したぼくの自由演技を貼り付けておきますね。

ペットボトルが動かない

この他に、パントマイムといえば無対象だよね。って方のために動画つくりました。よろしければ。